◉運気学の理論を取り入れています。

人はおぎゃーと生まれた時に初めて大気を吸い込み、全身に取り入れます。

そのため、生まれた年・月・日・刻の大気の変化が、その人の運命や性格、体質に大きく影響するといわれています。

 

運気学は、陰陽五行説、三才観などの東洋思想、すなわち陰陽・五行・十干・十二支・九星がもとになった学問であり、その根幹は東洋医学と共通しています。

 

運気学・九星というと、占い、開運、家相、方位などを思い浮かべる方も多いと思います。

しかし、東洋医学の分野でも、自然界を大宇宙、人体を小宇宙ととらえ、自然界で起こることは体内でも起こる、との考えから、古代より運気学が取り入れられてきました。

 

運気学の理論を使うと、その年の運気がわかります。つまり、その年にどんな問題が起こりやすいかがわかるので、どんなことに気を付ければよいのか、どのような養生をすればよいか、分析することができるのです。

また、季節や運気による備えを考えることもできます。

 

運気学説は、中国でも大学教育から外されるほど、難解な学問です。

梅桜堂でも、まだまだ研究中ですが、ささやかながら、運気学の理論を漢方に取り入れ、少しでも皆さまのお役に立てたいと思っています。

また自然界を八季に分ける考え方(四季と四季の間の土用)や自然界からの影響も重視しています。

必要な場合には、運気によるその時、その時の養生法のご提案も行なっています。

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